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命の声に耳を傾け、
寄り添う想いから
生まれる予防医療

フォーネスビジュアスとは

フォーネスビジュアスとは

フォーネスビジュアスについて

フォーネスビジュアスは、健康のための総合支援サービスです。 少量の血液で約7,000種類のタンパク質を複合的に解析する日本で初めての技術により、現在の身体の状態を可視化し、将来の疾病発症リスクを予測する検査に加え、一人ひとりに適した生活習慣の改善を促す豊富なメニューを備えています。 既に多くの遺伝子検査やタンパク質検査が存在しますが、フォーネスビジュアスの特長は、食事や運動により日々変化する身体状態を受診者に把握いただくとともに、生活習慣を見直すための取り組みができるようサポートすることです。

  1. SomaLogic社の解析技術を活用した検査は、日本国内ではフォーネスビジュアスが初めてかつ唯一です。

フォーネスビジュアス検査

1度の少量の採血で
心筋梗塞、脳卒中、肺がん、慢性腎不全、認知症の将来の発症リスクを予測

心筋梗塞、脳卒中、肺がん、慢性腎不全、認知症の将来の発症リスク
  1. 「将来の疾患予測」の20年以内の認知症発症リスクは49歳以上かつ認知症を発症していない方。
    5年以内の認知症発症リスクは65歳以上かつ認知症を発症していない方。
    4年以内の心筋梗塞・脳卒中発症リスクは40歳以上の方。
    5年以内の肺がん発症リスクは喫煙歴のある50歳以上かつがんを発症していない方。
    4年以内の慢性腎不全発症リスクは23歳以上の方のデータを対象として行われた分析結果に基づき判定します
  2. 「現在の体の状態」は18歳以上の方のデータを対象として行われた分析結果に基づき判定します。本検査以外の検査結果等も踏まえ、医師のご判断の下、糖尿病をはじめとする生活習慣病リスクの指標としてもご活用ください。

変えられないものではなく、
変えられるモノに焦点を

なぜフォーネスビジュアスは
タンパク質を解析するのか?

タンパク質は、日々変わる身体の状態を教えてくれるバイオマーカーです。 食事や運動、ストレスの影響など、日々の生活習慣で、タンパク質の構成比が変化します。 <遺伝子検査との違い> 遺伝子を解析することで、先天的な疾病リスクを知ることができますが、その時々の身体の状態や疾病リスクを知ることはできません。 フォーネスビジュアスは、日々の生活習慣によって変化する近い将来の疾病発症リスクを測定するために、身体を構成するタンパク質を解析します。

健康状態の変化によるタンパク質の変化イメージ

健康状態の変化によるタンパク質の変化イメージ

●臓器や組織はタンパク質からできているため、身体状態の変化により、血中タンパク質の構成比も変化します。
●タンパク質の構成比の変化から、身体状況や将来の疾病発症リスクを予測することができます。

早期発見のもっと先に。
医療現場からできること

フォーネスビジュアスは
どのようなサービスなのか

世界的プロテオミクス企業SomaLogicのバイオテクノロジーとNECグループのビッグデータ解析技術を融合し、疾病リスクの予測等ができる検査と共に生活習慣の改善提案と、健康維持のためのサポートを提供します。 フォーネスビジュアスは、約7,000種類のタンパク質を複合的に解析する技術を活用することで、疾病発症に関連する体のサインを見つけ出します。さらに、生活習慣を改善するための総合的なサポートを提供することで、検査にとどまらない、一人ひとりにあった生活習慣の改善方法を提案できることが特長です。

血液ビッグデータにより「今の血液で4年先を予測」

今の血液で4年先を予測
参考論文概要:心筋梗塞・脳卒中の予後予測技術

『9つのタンパク質の組み合わせにより、従来よりも高い精度で心血管疾患の再発を予測できるモデルを開発』
症状が安定している冠状動脈心疾患患者の約2000人を11年間に渡って追跡調査し、各患者の血液中に含まれる1,130種類のタンパク質を測定しました。そこから得られた280万以上の膨大なデータを活用して、心筋梗塞、脳卒中、心不全等の深刻な心血管疾患の再発に関係する200種類のタンパク質を特定し、なかでも精度と感度の適した9つのタンパク質を組み合わせた再発予測モデルを開発・評価しました。この予測モデルを同様の疾患をもつ患者に適用したところ、従来のモデル(Framingham予測モデル)よりも高い精度で、一部の患者に高い再発リスクがあることが確認され、「どの患者を集中的に治療する必要があるか」を見極めるツールになる可能性が示唆されました。

出典: Ganz P, et al. Development and validation of a protein-based risk score for cardiovascular outcomes among patients with stable coronary heart disease. The Journal of the American Medical Association (JAMA). 2016;315:2532-2541.

予測モデルが日本人にも適応できることを確認

(2020年1月東北大学循環器内科にて評価終了)

フォーネスビジュアス検査は、心血管疾患と生活習慣との関係を明らかにするため、欧米のコホート研究で採血・収集された血液中に含まれるタンパク質を測定し、その結果を統計解析して開発されました。
循環器疾患再発予測では東北大学との共同研究、体の状態の各指標では京都大学との共同研究にて検証をし、専門医の評価を受け、日本人への適応の妥当性を確認済みです。

SomaSignalで予測された層別化されたイベントなしの生存率 東北大学病院 循環器内科にて2020年1月実施
独立したレプリケーションコホート
測定結果に基づくリスク判定
出典:Provider Education deck 参考:Ganz P, et al. Development and validation of a protein-based risk score for cardiovascular outcomes among patients with stable coronary heart disease. The Journal of the American Medical Association (JAMA). 2016;315:2532-2541.

ニーズにマッチしたメニュー

5,000人へのアンケート結果をもとに、改善ニーズの高い項目に関連するプログラムをアプリでご提供します。一人ひとりの生活習慣の改善にご活用いただけます。

改善ニーズの高い5つの項目に関連する介入プログラムをアプリでご提供 ※本アプリは、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
【ご利用上の注意・検査案内】
  1. 本検査は、以下の方のデータを対象として行われた分析結果に基づき判定します。
    -20年以内の認知症発症リスク:49歳以上かつ、認知症を発症していない方
    -5年以内の認知症発症リスク:65歳以上かつ、認知症を発症していない方
    -4年以内の心筋梗塞・脳卒中発症リスク:40歳以上の方
    -5年以内の肺がん発症リスク:喫煙歴のある50歳以上かつ、がんを発症していない方
    -4年以内の慢性腎不全発症リスク:23歳以上の方
    -現在の体の状態:18 歳以上の方
  2. 医師の判断によることなく、本検査の結果を、疾病の診断・治療・予防等に用いることはできません。
  3. 本検査は、その結果の正確性や、他の検査方法と同等の結果の提供を保証するものではありません。
  4. 全身性エリテマトーデス (SLE) の方は、検査結果を算出できない場合があります。
  5. また、慢性腎臓病の方および 75 歳以上の方は、心筋梗塞・脳卒中発症リスク(4 年以内に発症する確率)以外の項目の検査結果について、検査結果を正確に算出できない場合があります。
  6. 将来の疾患予測に関する検査結果は、生涯にわたってのリスクを予測するものではありません。
  7. 本検査における「発症」とは、医師により当該疾患の診断を受けることを示します。
  8. この検査に健康保険は適用されません。
  9. 18歳未満の方および妊娠中の方はご利用いただくことができません。
  10. 採血時間の指定及び食事制限はありません。
  11. 被検者氏名は、使用する漢字によっては検査結果報告書に表示・印刷できない場合があります。
  12. 本検査に必要な検体の種類は血漿です。検体の採取、処理の方法、容器の種類、保存方法等は別途ご案内します。
  13. 医療機関に結果をお届けするまでの所要日数の目安については、別途ご案内します。
  14. 医療機関に緊急報告を行う測定結果値はありません。
  15. 当社は、次の企業への外部委託により本検査を実施します。
  16. SomaLogic,Inc. 2945 Wilderness PI. Boulder, CO 80301 U.S.A.(https://somalogic.com/)
  17. 本検査が用いる検査技術の名称は、SomaSignal™ Tests です。
  18. 本検査は、SomaLogic 社が米国人を対象に使用している判定値等を用いて、一部日本人向けにカスタマイズして表現しています。
  19. なお、本検査の判定値等は、予告なく内容を変更する場合があります。